即日、休職推奨…!?<うつ体験談~心療内科初診~>

通常時と現状の乖離 うつ病
通常時と現状の乖離イメージ図
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 ”タヒにたい”でいっぱいの頭の中。ようやくおかしいと気づいて心療内科受診を決意。
 そこで医師から告げられたのは………「今すぐにでも休職したほうが良い」という衝撃の言葉だった…。

 今宵も自分を肯定できずに眠れないみなさま、あるいは閲覧者の中では珍しく自己肯定感高めでぐっすり寝れちゃうみなさまもこんばんは。ぷっちんいくらです。

 さまざまな体調不良を抱えながら“自分のがんばりが足りないんだ”と責めて無理をしつづけたものの、さすがに2桁の暗算できなくなるのはおかしいやろ!とようやく気づいた私。(うつの初期症状体験談についてはこちら
 心療内科への紹介状をGetしてようやく初診へ。

 本記事では、心療内科初診前に準備したものと初診の様子について語っていきます。

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診療内科初診前の準備

 自分で言うのもなんですが、私は営業職をやっていたこともあり、話す・しゃべることに苦手意識はないほうです。しかし当時の私はなんせ2桁の暗算もできないし、目の前に座っている人の名前も忘れてしまう。物忘れもひどくなっていて、今、何を話しているのか、何を話さなければならないか分からなくなることもしばしば。

 ーで、診察って普通の内科でも診察時間って長くて10分あるかないかじゃないですか。しかも初診の予約がようやく取れたのは2週間後。当時、藁をもつかむ思いだった私は診察時間を1分たりとも無駄にすることなく、早急に原因を究明して少しでも早く治療を開始して欲しいと思っていた。
 だが当時のポンコツ脳で短い診察時間内に適切に自分の状態を伝える自信がみじんもなかった。

 そんなわけで初診までの2週間で医師に現在の状態を伝えるA4サイズ5枚に渡るエクセル資料を作成した。(真面目)

初診の際、資料を作成しないといけないわけではありません。手ぶらでOKです。(というか普通は手ぶら)
ただ、私のようにうまく話す自信がない…という方は作っていくとめっちゃスムーズです。

状況説明資料

 医師がどのような情報をもとに診断を下すのか判断材料が分からなかったので、バセドウ病の治療経過と体調不良の経過、その他もろもろの自分の情報をなるべく網羅的に、ネットで検索した情報を基に以下のような資料を作成。

主訴

 「一番困っていること」や「受診のきっかけになった症状」のこと。
 私はここに悩みと質問事項なども記したので、初診で聞きたかったことをもらすことなく聞けました。

経過まとめ

 バセドウ病の治療経過と体調の変化、投薬状況などのまとめを記載。

経過詳細

 こんなに書かれても読めんわ!wwwwってくらい詳細に記載。いつごろ・どんな症状で・どんな対応して・どんな生活をしていたかを可能な限り列挙。(きっと医者もうわぁ…って思ったことでしょう…)

生育歴

 精神病は家庭環境や遺伝要因、生活環境など様々な要因が絡む(とネットに書いてあった)ため作成。

  • 出身地
  • 居住地(履歴も含む)
  • 家族構成
  • 出産時のできごと(関係ないと思うが逆子で産まれ、救急搬送されているので念のため)
  • 発達異常の有無
  • 家庭環境の問題
  • 学生時代の主なトラブル
  • 学歴、職歴

精神医学的負因

 近しい家族、親類などに精神病を抱えた人がいたか?(遺伝的要因の可能性)を記載。

主な病歴

 赤ちゃんのころからこの当時までの主な病歴を記載

ーとこんな感じの資料を作成。今思うと、そこまで書かんでええやろ!(特に経過詳細)と思う点もありますが、初診で非常にスムーズに診断していただけたので結果的に作成して良かったです。

いざ、心療内科受診!

 資料も準備万端。あたまの中は”タヒにたい”でいっぱい!早く何とかしてくれ!と、待ちに待った心療内科初診日。受付の方から、問診票の記載があるので30分ほど前に来てくださいと言われていた。
 問診票って住所とか連絡先を書くやつやろ…?30分もかかるぅ…?と疑問だったが行って納得。

 受付に行くと問診票とうつ病診断テストを渡されたのだ。
 この診断テスト、いくつか種類があるらしいですが、私の時は「SDS(自己評価式抑うつ性尺度)」というもので約20問程度の質問に4段階で回答していくテストでした。

 これがね…元気な今ならぜんぜん余裕だし、ちょっとした心理テストみたいなもので5分程度でサクっとできてしまう。(やってみたい方はこちらでやってみてね!)

 だが、何度でも言うがこの時の私は2桁の暗算も出来ないのだ!!質問の意味や意図がよくわからない!!こんな簡単なテストに回答するだけで20分くらいかかってしまった…。( ˙꒳​˙ )oh…no…

 体調不良だって言ってんじゃん…!!重労働させないでよ…!!(軽作業ですらない)

 ちょっと憤りながら記入済みの問診票・SDS回答票に作成してきた資料を添え、「これ、先生に一緒に渡してください」と言って受付の人に渡す。

 予約時間の30分前に行ったが診察室に呼ばれたのは予約時間の約1時間後…。果たして予約とは…。
 いやまぁ、実際現場では致し方ないところもあるのだと思いますよ?仮に通院してくる患者さん一人ひとりが当時の私のようにポンコツ脳になっていたとします。受け答えは曖昧なのに激しい感情だけ露わにして診察時間が超長引く…なんてこと、ザラにあるのでしょうから。


 とはいえ、5分座っていることすら辛かった当時の私に1時間以上の待ち時間以上は本当にキツかった…。なぜ病院というのは体調不良の人が行くところなのに寝て待たせてくれないのか。
 この点、今はオンライン心療内科があるっ!長い待ち時間に自信のない方は家でも受診可能なオンライン心療内科がまじおすすめです!待ち時間長くても最悪寝て待ってられる。最高。( ˙ω˙)وグッ

 さて、ようやく担当医とご対面!
 最初の担当医はとても穏やかで優しく、きちんとよく見てくれる良い先生でした。結果的にいまだに社会復帰できていない状態ではあるものの、私は最初の担当医には恵まれたと感謝しています。

医師「はじめまして、こんにちは。あの~この資料なのですが、よくまとめられてますね。いつも病院にいく時はこういった資料を作成されているのですか?」

 そうだよねアハ( ᐖ ) びっくりしたよね、先生ゴメンネ。病院いくたび毎回エクセルで資料つくっちゃうほど暇人じゃないヨ?

私「あっ…いえ、その、人と話すのは苦手じゃない方なのですが、最近はおぼつかないので症状などをうまく話せるか心配で…」
医師「なるほど…(カルテカキカキ)」

 あとでわかったことですが、精神科医は患者が”うつ病”かどうか、うつ病だとしたらどの程度の状態なのか?を複合的にみて診断するとのこと。

 前述であげたSDS(自己評価式抑うつ性尺度)の結果も指標の一つですが、この結果だけで”うつ病”と診断は下しません。服装・表情・受け答えの仕方なども重要な診断ポイントとなります。(そのため、初診はオンライン心療内科より対面心療内科を勧められるコトも多いようですが、良い医師ならオンラインでもちゃんとそのあたりみてくれるのでオンラインで良い医師探すのがオススメ)

 また、何より大きなポイントとなるのが健康だったときとの違い。病院にくる時点ではすでに体調不良の状態なわけですが、診察で普段はどういう生活を送っているか?などをヒアリングすることで、現状との違いをみていく。

 そう、私の場合は資料を渡したことにより、この「いつも病院いくときに作っているか?」の1問だけで、普段は営業職としてハキハキと人と話す性分であり、かつ、不安要素があればコト細かに症状詳細や生育歴などを資料にまとめちゃうクソ真面目な一面がある人間、と分かってもらうことができたのである。
 さらに言えば、最初の担当医は本当に優秀な良い方だったので、この時の私がどれだけひっ迫していたかも、すぐに理解してくれました。

医師「ここ最近の症状もここに書いてあるような感じですか?」
私「はい、そうですね。変わらず…というか、日に日に酷くなってます。」
医師「なるほど…仕事で大きな失敗したりはありますか?」
私「いえ。大きな失敗は特にしてないです。」
医師「眠れないなどはありますか?」
私「たまにしんどすぎて眠れない日があったりは…」
医師「最近、お仕事で大きな失敗はありましたか?」
私「いえ、ないです。(ん?さっき無いって言わんかったか?)
医師「普段運動などは?」
私「基本、運動嫌いなんですが、転勤前はボルダリングだけは楽しくて週1~2回行ってたのですが…でも、最近はしんどくてほぼ行けてないです。」
医師「お仕事のほうで大きな失敗はありましたか?」

いや、何回きくねんwwwwww

 え、何?仕事で大きな失敗してて欲しかったん?wwwww
 いやほんとに無いって!転勤して割とすぐだったから、大きな失敗する前にそもそも仕事することさえ困難やったんやてwww

 うつ病の人は受け答えが曖昧になったり、テキトーに答えたりするコトがあるからなのか…もしくは、私の認識上ではしっかり「ない」と答えたつもりだったけど、実はしっかり答えられていなかったのか…(だとしたらやだこわい)とにかく”仕事で大きな失敗があったか”を3回以上聞かれた。

診断結果~なんと即日、休職推奨~

 5~10分程度の診察で質疑応答したのち、いよいよ医師から診断結果をきくことに。

医師「で、診断のほうなのですが…ココがぷっちんいくらさんの通常の状態だとします。
 診察前にやって頂いたSDS診断の数値の大小は深く気にしなくて大丈夫なのですが、重要なのは、この通常の状態から今の状態にはこれだけの乖離がある、という点です。」

通常時と現状の乖離


私「はぁ…。」

医師「ぷっちんいくらさんはすごく淡々と症状についてお話しくださいましたが、これだけ乖離があるということは……本当はすごく辛かったですよね…?

私「!!

⁝( ;ᾥ; )⁝プルプルプルポロポロポロポロ
。゚(゚´Д`゚)゜。ダバァァァァァァァァァァァァ

 担当医に言ってもらってはじめて、私は誰かにこの言葉をかけて欲しかったんだとわかりました。


 そう。辛かったのです。気のせいじゃなく、私の努力が足りないとか関係なく、とにかくしんどかった。それを誰かに分かって欲しかったけど、バセドウ病の担当医にはバセドウのせいじゃないとか突き放されるし、部長にはあたかも詐病であろうかと疑われて冷たい態度をとられる。
 高熱がでたり、レントゲンや血液検査の数値にでるような分かりやすい病気じゃない、倦怠感や希死念慮のつらさを周囲の人に分かってもらうのはものすごく難しい。(何なら自分で気づくのも難しい)
 この日はじめて、この先生だけは私の辛さを分かってくれた。気づいてくれた。

私「……ぅっ…グスッ…はい。どうしたら良いか…ぅぅっ…グスグス…分からなくて…(´;ω;`)」
担当医「うんうん。しんどかったですね。」
私「ヒッグッヒッグ。゚(゚´Д`゚)゜。ダバァァァァァァァァァァァァ」
担当医「それでね、今後の治療なんだけど…とりあえず休職してみてはどうかな?」
私「…………え?」

 きゅう…しょく…?休職…まぁ…今すでに2~3日に1回くらいしか出社できてないし?それならまとめて休んで早く治したほうがいいよね…?休職ってどれくらいなんだろ…?二週間くらい…?

私「…えっと…休職って…どれくらいの期間ですか?」
担当医「人にもよるけどね、とりあえず2か月くらいかな。」

 にっ!?!?!にっ二か月!?!?

 いやいやいやいやいやいやいや
 社会人なってから約10年。盆正月GW、一番の長期休暇でも2週間やで…!?
 二か月て!二か月て…なんなら小中高生の夏休みより長いですやん…!?!?!?

私「…えっ…えっ…二か月…?二か月って…えっ…(困惑)」
担当医「まぁ、無理強いすることはできないんだけどおぼれながら身体を休めようとしても難しいから、まずは陸にあがってから休んだほうが良いですよ。

 ?( ˙꒳˙ )チョトナニイッテルカワカンナイ

 休職の最小単位が2か月と聞き、動揺が隠せない私。ひとまず休職については来週の診察までに考えておくように言われ、無事、はじめての心療内科診察完了。

 体力限界の私はタクシーで帰路につくのでした。

休職すべきか…しないべきか?

  休職…休職かぁ…。休職した方が良いのか…?てかそんなに悪いんだろうか…?

 この症状の重さって非常に難しいところで、こんなに辛く苦しいのに軽度と言われてもショックだし、重度と言われても治らないのかと不安になってショック。担当医もさすが専門医。その辺りのこともよく分かっているようで、”中度~重度のうつ状態”という絶妙な言い方をしてくれました。

 バセドウ病の時は月に1回採血して、投薬治療。それ以外は通常と変わらない生活を送っていたが、うつ病の場合、どうやって治療するのが良いか分からない。
 担当医の言う通り、休職した方が良いのか…?医者の言うことだもんな…。でも…バセドウの時も医者の言うことだからと鵜呑みにして痛い目みたんだよな…。(専門医じゃない医者に診てもらい、寛解してないのに寛解したと言われてすぐ再発した。)


 当時にじぴちゃん(ChatGPT)が居たらじぴちゃんに聞いていたことだろうが、当時はいなかったので…Google先生に聞いてみたところ、精神科医の方から即日休職を提案してくることは少ないとのこと。

 そうかぁ…じゃあ、それなりに症状を重くみての提案ってことなのか…。

 当時の私は”休職”なんて可能性、考えもしていなかった。なんか魔法の薬だしてくれて(そんなものはない)それですぐ良くなるとはいわずとも、バセドウの時みたいに徐々にマシになってくのかな…なんて漠然と考えていた…が…

 そんな甘いものではなかった。

 現状の自分にやや悲観しながらも、ようやく理解してくれる担当医に出会えたことで少し安堵していた私。

 …うん。そうだな…。仕事がどうとかキャリアがどうとか…体調が治ってから考えよう。何なら今の会社で出世できないならもう一回転職したって良いじゃないか。一回転職したら2回も3回も同じだし…!
 よし。今週引継ぎさせてもらって、来週の診察の時に診断書もらって正式に休職することにしよう…!

 ーと、2か月という長期休職を覚悟。

 この時はまさか2か月どころか7年以上も社会からドロップアウトすることになるとは思いもしなかった…。

 しかもきちんと引継ぎしてから休職するつもりだったのに、なんと初診の翌々日に急に休職してしまったのである。

次回、部長に「ヒッグヒッグ…すみません…もう会社いけません…!!」って電話しちゃったの巻き★(私ってほんとバカ)

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